まだ夜の早い時間、最上階のラウンジからくっきりと鮮明になってくる都会のイルミネーションを眺めつつ、一杯飲っている時に、どこからともなく流れてきそうなジャズ・ボーカル。Janet Planetのウィスパリング・ヴォイスは最高のリラックス・タイムを演出してくれます。

幻の白人美人女性シンガーDONNA BROOKSが、小粋なピアノトリオの伴奏で残した代表作。DAWNの代表的ボーカル名盤というより、この作品の良さが分からない人とは、ボーカルについて語りたくない的決定的名唄作品。

トニー・ベネットから賞賛されたオーストラリア、シドニー在住のヴォーカリスト、ニッキー・クレイソンの2001年作品。

シャーディーやビクター・ラズロらウィスパー系シンガーを思わせる声質）メンバーの妙技を最大限に生かすためにセレクトされた楽曲で、全体の構成の功妙さや細かいアレンジなど彼らの感性、センスが際立つ秀逸な作品。

40年代を代表するスイート･バンド、フランキー･カール楽団の専属歌手だったナンシー･ライトが、1925年シカゴ生まれのピアニスト、シーザー･ジョバンニーニが率いるモダン･ジャズ系の趣味のよいセプテット(メンバー不詳)をバックに録音した唯一のアルバム。

「Night Sky」を聴いてもらった方には、もはや説明不要だと思いますが、ニタの深く繊細で暖かみのある声が本作でも素晴らしい。まるで上質な短編小説を一編一編読んでいくような醍醐味がある優れたボーカル作品となっている。推薦！

Andrea Calesteのシルキーなのに、透明感もあり、ナチュラルなボーカルとその旋律、タッチの繊細で美しいことに定評のあるアンドレア･ポッツァ　が織りなす珠玉のデュオ作品。夏の夜にお薦めのボーカルです。

カンザスシティで活動するボーカリスト Carol Duboc の新作は、バートバカラック集。ヒューバート・ロウズ参加。バカラックの耳馴染みの良いメロディに、キャロルのボーカルが映えます。

ロスを拠点に活動する注目のボーカリスト Courtney Fortune のデビューアルバム。ジャズからフォーク/ポップへ緩やかに移行してゆくような柔らかいメロディとしっとりとスムーズなアルトボイスに思わずマッタリしてしまいます。

人気ボーカリスト Silvia Droste 待望の新作。持ち前のディープなアルトボイスとサポートするピアノトリオとの緊密なプレイで情感豊かな女性ボーカルの真髄に魅了されます。

、最もジャジーな作品に仕上がっているジェニー・スミスの3作目。今回は、年齢より若い印象を与えるために意図的に上げられていたピッチをナチュラルに戻し、チープなデザインだったオリジナルLPのジャケットに替えて、ジェニー自身から提供された写真を使用した。

ベニー・グッドマンも認めた実力派美人シンガー、ジェーン・ハーヴェイがブロードウェイの巨匠スティーヴン・ソンドハイムの作品群に挑んだ意欲作。ジェーンの長年の夢だったスタジオでのオリジナル録音版で、未発表トラックも多数。世界初登場!

実力と芸術性が高く評価されている俊英Edouard Ferlet の幻想的な透明感のある美しい響き、キメ細やかなアレンジ、リリシズム、精度の高いサウンドと、メンバーの高度なインタープレイがしっかりと噛み合った、センス溢れる秀逸な最新録音。

本格的ジャズ・ボーカリスト、メリッサ・ウォーカーの実に2001年「I Saw The Sky」以来実に8年ぶりのレッコーディングがリリース。バックは、クリスチャン・マクブライド、クラレンス・ペン、アラン・ゴールドバーグ、アダム・ロジャースと申し分ない面々。

当レーベルでお馴染みCarin Lundinの最新作。北欧らしい自然でオーガニックなテイストいっぱいに、肩肘はらず、まったりと聴けるヴォーカル作品。

NY在住のイギリス人テッサ・ソーターの2005年デビュー作。1曲目のJ・ロウルズの名曲「Peacocks」から彼女の世界に惹きこまれていくことでしょう。スティング「フラジャイル」「アランフェス」「想い溢れて」マル・ウォルドロンの「レフト・アローン」など選曲も凝っている。

オレゴンで活躍しているボーカリストHalie Lorenの新作。歌のうまさは、勿論なのだけど、ちょっとした息遣い、イントネーションが清楚な色気に溢れていて存在感が抜群。歌手としての恵まれた天性の素質を、ナチュラルに表現しうるヴィーナス。

英国で活躍しているボーカリストCaroline Loftus(オーストラリア生まれ）の最新作。透き通った清涼感のある声質で、シックなレトロ感覚のスイングやと都会的なバラードは、まさに都市生活者の夜を演出するのにうってつけ。アーバン・ララバイ・・・ナイトリー・ユアーズ！

5オクターブ発声法や独創的なスキャットで国際的名声を博すヴォーカリスト、ウルシュラ・ドゥジャクの、ワルシャワのジャズ・カフェ Lomianki でのライヴ録音盤。才能ある若手ポーランド・ミュージシャンたちと演奏した彼女の新機軸！

ロシアのボーカリストOlga Oleynikovaが唄うファインのオリジナル曲集。バックは勿論グレゴリー・ファイン自身のピアノトリオです。ロシア盤は一度逃すと入手がとても大変なので是非この機会にお求め下さい！