スペイン、カルタヘナ（ムルシア）で生まれ、現在はパンプローナ在住、ナバラ音楽院でジャズヴォーカルを指導しているテレサ・ルジャンがファビオ・ミアーノ(p)率いるピアノトリオをバックに敬愛するジャズヴォーカルの偉人、アニタ・オディゆかりのナンバーを歌った作品。

ノルウェーのジャズシーンを中心に活躍するピアニスト、オルガ・コンコヴァ が、夫君のペール・マティセン と組んだトリオの第2作。三人の音楽家は、それぞれのパートを演奏しながら音の減衰に神経を集中、次の瞬間の「沈黙の音」に耳を傾ける。

ペルージャを拠点に活躍しているイタリアのギタリスト、アンジェロ・ラゼリがギタートリオでデューク・エリントンゆかりのナンバーを演奏した作品。

オーストラリアで活動するサックス奏者ダン・フォード充実の初リーダー作! ストレートアヘッドなワン・ホーンが好きな方に大推薦!　本作はクイーンズランド州のフレーザー島の美しい自然にインスピレーションを受けた制作された1枚。初リーダー作にしてこのクオリティ、早耳の皆様お見逃しなく!

ニューヨーク出身の若きテナー奏者、ジャック・ブランドフィールドによるデビュー作! 師と仰ぐハリー・アレンの影響を感じさせる温かみのある音色でおなじみのスタンダードをじっくりと聴かせてくれます。 サイドを務めるベテラン陣のサポートも素晴らしく、ストレート・アヘッドなモダンジャズの美点を余すことなく味わえる珠玉の一品となっております。 ズート・シムズ、ハリー・アレンなど正統派白人テナーを愛するファンの皆様に強力に推薦する注目盤です!

現代NYテナーの雄、ウォルター・スミス3世、4枚目に当たるリーダー作品。時としてショーター的なパフォーマンスも見え隠れさせながら、クール＆クリエイティブプレイは、現在進行形のNYジャズの”今”を見事に活写しています。

1984年ヴェローナのトランペット奏者ルドヴィコ・リンコのクインテットによる作品。リンコの張りのあるトランペットを核としたクインテットによる即興演奏は、エマヌエーレ・ルッジェーロのエレキギターによるロック・テイストや、ザ・バッド・プラスやESTのような現代ジャズのテイストにベクトルを向けながら、オリジナリティーに富んだジャズサウンドを追求しており聴きものである。

ピエモンテ出身のピアニスト、エマヌエーレ・サルトリスと洗練されたバンドネオンでアクティブに活動しているダニエル・ディ・ボナベンチュラとのデュオ作品。 「 Notturni(夜想曲)」というタイトルが示しているように、フレデリック・ショパンへオマージュ作品となっている。 バンドネオンとピアノの音の息吹が、19世紀のロマンチックな夢の世界へリスナーを案内します。

ゴツ・アルスマンバンドの一員として長年活動してきたベテラン・ヴィブラフォン奏者アルフレッド・M・シッキンが満を持して発表する久々となるリーダーアルバム。スイングとバップ、ラテンをミックスした彼の最もコアになっている音楽性に焦点を当てています。

ドイツのギタリスト、ヨナス・ヴィントシャイド率いるグループ”Paintbox”のセカンド・アルバム。 ケルン出身のサックス奏者マーティン・ガッサー、ベースのヤコブ・キューネマン、ドラマーのオリバー・レーマンとバーゼル出身のピアニスト、ハンス・フェイゲンウィンターからなる調和のとれたクインテットは、ヴィントシャイドの作曲を素晴らしい対話の中で浮かび上がらせ、流れるようなストーリーを展開しています。

名門ジュリアード音楽院等で教育にも携わる実力派ドラマー、REGGIE QUINERLYによる新作! 言わずと知れたトップ・テナー奏者JOHN ELLISをはじめとしたニューヨークのディープな面々を起用していますが、難解になりがちなコンテンポラリー要素を敢えて封印し、ストレート・アヘッドなハードバップにフォーカスしたことでより多くのジャズ・ファンにアピールする作品に仕上がっています。

UKジャズを代表するピアニスト、マイケル・ギャリックの1967&1969年の未発表音源! 今回は1967年(BBC Paris Studios)と1969年(BBC Radio One)に録音された2つの未発表セッションを収録前半にはヘンリー・ロウサー、後半には盟友ドン・レンデルとイアン・カー、さらにノーマ・ウィンストン等、当時のUKにおけるトップミュージシャンが多数参加。全ジャズファン必聴です!

英国のモダン・ジャズ・シーンを牽引した名アルト奏者ジョー・ハリオットの60年代のカルテット作品「Free Form」と「Abstract」をワンパックにしてリリース。 バップからフリー、インド音楽へ傾倒するジョー・ハリオットですが、本作ではフリー色の強い楽曲も収録されていながら全体的にバップの色濃い演奏を聴くことのできる名作。

WDR Big Band にも在籍していたドイツの実力派トランペット奏者リュディガー・バルダウフの新作は、ビートルズ・トリビュート作品 レノン＝マッカートニーのナンバーを中心に、偉大なバンドへのリスペクトに溢れた一枚。

前作から4年半、結成11年でますますリーダーシップを発揮する中島香里の待望のサードアルバム！ 首都高を駆け抜け、星々と対話し、湿原をめぐり、夜の海辺に一人佇む・・・ 様々な「星月夜」の情景を明るく軽やかなヴィブラフォンのサウンドで描き出す。 2020年から続く世情に落ち込みながらも前向きに立ち向かう強さと希望をこの一枚に凝縮！

クラウス・スペクトル(g)、ジーナ・シュワルツ(b)、ゲノー・ベルンロイダー(ds)によるギタートリオ作品。ブルースやバラードナンバーをストレートにプレイするだけでなく、繊細なアトーンとダイナミクスまでニュアンスの感覚を大切にし、ジャズの伝統を重んじながら新しいものとの出会いにチャレンジすることを忘れていません。

ジャズ、ヒップホップ、ゴスペル、アフリカ音楽、ソウルミュージック・・・・ 最高峰のサックス奏者、ケニー・ギャレットが送る 渾身のミクスチャー・サウンド。

ジャズ、ヒップホップ、ゴスペル、アフリカ音楽、ソウルミュージック・・・・ 最高峰のサックス奏者、ケニー・ギャレットが送る 渾身のミクスチャー・サウンド。

1978年レッド・ガーランド・トリオが来日し、渡辺貞夫と共演したときの貴重なセッション音源。 熱く軽快なハードバップで日本の観客を魅了した音源。

澤野由明と寺島靖国の絆が実現させた、歴史に名を刻む最高音質！ アレッサンドロ・ガラティの幻の作品が遂にリリース！この至高のアルバムは澤野工房と寺島レコードがタッグを組みリリースする最高傑作である。 長きに渡り日本のジャズレーベルを牽引してきた澤野由明、寺島靖国がその音質、メロディに感嘆した幻の作品を、多くの方に聴いていただきたい。