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Double Moon Records DMCHR71090
2008年NDR Big Bandに参加して以来、ニルス・ラングレンの後継者として注目されている26歳の新進トロンボーン奏者クラウス・ハイデンリッヒの初リーダー・アルバム。
Nils Wogram、 Peter Herbolzheimerに師事したほか、プレイする上で精神的支柱になっているのは偉大なトロンボーン奏者アルバート・マンゲルスドルフだと言う。
実際、彼のプレイを聴いてみると、フレーズの端々にマンゲルスドルフの影響が垣間見れる。
大胆でありながら繊細さも持ち合わせ、既成の概念にとらわれす、自由なアドリブを心がけながらも、ベーシックなジャズのルールはきちんと踏襲しているところに、マンゲルスドルフのそれを見る。
ピアノは、 当レーベルから先にリリースされた「EINS」が好評だったSebastian Sternal。
彼のピアノ、エレピもハンコック〜ケニー・カークランドを彷彿させるような洗練されたカッコいいプレイの連続です！
スティーブ・スワローの「Falling Grace 」を除き全曲クラウスのオリジナルですが、難解さのない、それでいて新鮮で斬新な作曲も素晴らしい。
トロンボーン・ワンホーン・カルテットによるポスト・モダンな作品としてお薦め！

Klaus Heidenreich (tb)
Sebastian Sternal (p)
Robert Landfermann (b)
Jonas Burgwinkel (ds)

1. Falling Grace
2. Die Maus Ist Tot - Es Lebe Die Maus
3. Versuch Zwei
4. Travel Notes
5. Mystery Of The Other Side
6. Last Minute Jam
7. Ghana
8. Lichtspielhaus
2011年作品
試聴もここで可能です！
Klaus Heidenreich の試聴
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