敏腕ベーシスト、ロドニー・ウィテカーが知性と感情が立ちはだかるグレッグ・ヒルの楽曲に感銘を受け録音したシリーズ第3作目。 ウィテカーの長年のクインテット (ピアニストのブルース・バース、トランペットのテレル・スタッフォード、サックスのティム・ウォーフィールド、ドラマーのダナ・ホール)が素晴らしいソロ、しなやかなテクスチャー、エキサイティングなダイナミクス、美しいメロディー、リズミカルなフックによる表現力豊かなバランスでプレイした最高のパフォーマンスが繰り広げられたポストバップ作品。

ハル・ギャルパーが1979年に録音した隠れ名盤が、新たにリマスタリングされて復刻！スコフィールドの「ラフハウス」に続いて、1979年10月に録音されたこの「アイボリー・フォレスト」であり、どちらもドイツのエンヤ・レーベルからリリースされた。 40年以上経った今でも多くのジャズミュージシャンが傾聴しているレガシーセットであり、そのサウンドはモダンで活力を保っています。

王立ストックホルム音楽大学を卒業した初めてのハーモニカ・プレーヤー、フィリップ・イェーシュがヘンデル、モーツァルト、ベートーヴェン、ロッシーニ、サン＝サーンス、チャイコフスキー、ブラームス、ナディア・ブーランジェ、ラヴェルなどクラシック音楽を素材に、遊び心いっぱいのアドリブを展開した注目の作品。

スウェーデンのグループ「ÖH Orion」が、新作アルバム『Shifting Ground』を携えて戻ってきました。魅力的で想像力にみちた音楽。 「人生そのもの」のようなコミカルな表情を見せる瞬間もあります。 おたがいをよく知り、深い絆で結ばれた音楽家たちが、軽いタッチで紡いでいくストーリー。

デトロイトでポスト・バップのシーンを支える名サックス奏者として高い評価を得ていた伝説的人物サム・サンダースが1983年に発表した生前に残した唯一のリーダー作品にして世界中のファンがウォントする激レア盤「The Gift Of Love」が遂に初アナログ・リイシュー! これは2022年ソウル・ジャズ復刻の目玉盤と断言いたします!

ディディエ・ロックウッド、ヨアヒム・キューン、ジャッキー・バイアード、マル・ウォルドロン、タニア・マリア、マイク・スターンなど多くの著名人と共演歴のあるフランスを拠点に活躍する実力派ドラマー、ジャン・マイ・チュオンの最新アルバム。 世界各地から集めたメンバーによるコンテンポラリージャズ作品。

フランスの天才ピアノ奏者、ミシェル・ペトルチアーニが、1990年にシルケボリ教会で行ったソロライブ音源が初LPリリース。ペトルチアーニの才能は、親密な雰囲気の中で発揮され、独創的で目を見張るような演奏で観客を驚かせる。 オリジナルの他、デューク・エリントン、セロニアス・モンク、マイルス・デイヴィスといったジャズ界の巨匠たちのジャズ・スタンダードにピアノソロで大胆なアプローチで挑んでいる。

イタリア人ピアニスト、エンリコ・ピエラヌンツィが、伝説のフランス人ドラマー、アンドレ・チェッカレリと、シーネ・エイとのデュオ作でお馴染みデンマーク人コントラバス奏者、トマス・フォネスベクと組んだピアノトリオ作が初LPリリース。 まさにヨーロッパのジャズ界で絶頂期にある 3 人のスターを組み合わせたトリオで、類まれなる個性が出会うことで滅多に見られないドラマチックなアルバムに仕上がった。

ベン・ウェブスターのライブ音源から、デューク・エリントンのレパートリーを 集めたコンピレーションアルバムがLPリリース！1969年と1971年に行われたデンマーク・ラジオ・ビッグバンドとの3回のラジオ・ライブ・セッションと、2種類のバック・トリオ（1967年はフィンランド、1969 年はデンマーク）とのライブコンサート・セッションで構成。

イギリスの著名なジャズ・コンポーザー/ピアニスト、マイク・ウェスト ブルックが声楽、ジャズ・オーケストラ、チェンバー・オーケストラのた めに作曲した2時間半の衝撃作『ロンドン・ブリッジ・イズ・ブロークン・ ダウン』。1990年、チューリッヒでおこなわれたのアルバムの全曲が演 奏された最後の公演。

アルゼンチン注目のギタリスト/作曲家のフェル・バリンによるギターカルテット作。こんなにも空間が心地いい余裕綽綽なジャズ・ギター作品はとても久しぶりです。オリジナル曲にジャズ・スタンダードの香りがするのも久しぶりです。 カート・ローゼンウィンケルやペドロ・マルティンスなどハートコア・レーベル諸作の香りもやや漂わせつつ、モダンジャズ世代にも響くおとなジャズの逸品。

エルメート・パスコアルの未発表曲がイチベレ・ズワルキとColetivo Músicos Onlineによって初音源化! 今回、初めて演奏され録音されたものだ。 言わば、エルメートの頭のと譜面の中にしか存在しなかった音楽が初めて姿をもった瞬間だ。内容は当然ながらファンタジックなエルメート・ワールド全開! ファンは必聴。

このTrioのはじまりは、2013年4月7日。もうすぐ10年にしてやっとアルバムにすることが出来た。 小美濃悠太・岩瀬立飛両氏は、縦横無尽に駆け巡り、音楽に魂を傾けてくれた。 レコーディングを心待ちにしていてくれたオーディエンス、五島さんというライブ録音の凄腕エンジニアにも恵まれた。 こんな幸せなことはない。（高田ひろ子）

浜崎航と福田重男・・・ スタンダードからオリジナルまで幅広くこのデュオならではの独自の世界観を描ききる、躍動感に満ちた円熟の極み。一曲目から終わりまでハートを鷲掴みだ。

イタリア、アブルッツォ州の小さな町スルモーナで生まれたピアニスト、ジュリオ・ジェンティーレ(1994年12月8日生まれ)のピアノトリオによるデビュー作品。 ルカ・マンヌツァやマッシモ・コロンボ、カルロ・モレナに師事して、ジャズピアノを探求、研鑽を積んできた逸材。 これまでイタリア国内の複数の賞を受賞しており、今作は長年の音楽仲間、ベースのピエトロ・パンセラ、ドラムスのミケーレ・サントレーリとともに、ピアノトリオの可能性を追求した作品となっています。

ブリュッセルで生まれ育ったイタリア人ピアニスト、フィリッポ・デオルソラがオランダの文化組織 SENA の支援を受けて発表したピアノトリオによるデビュー作品。 トリオは4年間に渡り即興演奏の探究を中心に、独特でカラフルなサウンドを追求してきました。 本アルバムは、フィリッポの即興に対する尽きることのない関心が存分に発揮された一枚である。