21年目を迎えた人気トリオ、ザ・バッド・プラス 。ベン・モンダー(g)とクリス・スピード(ts)を加えた新生カルテットとして セルフタイトルを冠した15作目！持ち味である独特の疾走感とエネルギーは健在。 デビュー曲のような新鮮な思いとともにジャズへの独自のアプローチを押し進める渾身の1枚。

モダンスイングテナーの重鎮スコット・ハミルトンの新作は、 La Rosita(EBLR014)、The Shadow Of Your Smile(EBLR016)、Moon Mist(EBLR022) Street Of Dreams(EBLR0225)、Two For The Road( EBLR34)に続き、根強い人気を誇る実力派弾き語り女性ピアニスト、デナ・ディローズのピアノをフィーチャーしたワンホーン・カルテット作品。

20世紀の伝統的なジャズをこよなく愛するアルトサックスの逸材、エザイ・シドがBenjamin Dousteyssier のバリトン・サックスとの2管カルテットで吹き込んだ最新盤。音色やフレーズには、50年代のペッパーからの強い影響が感じられます。一方ベンジャミンのバリトンは、ジェリー・マリガンの影響を感じさせます。 パシフィック・ジャズなどの往年のウェストコースト・ジャズの残滓を感じさせる好盤。

ファン歓喜の作品が、本年最後に登場です！ ジョアン・ジルベルトとオス・カリオカスが1962年10月ブエノスアイレスの「Club 676」ど行ったライブ演奏の未発表音源！ ボサノバの歴史的記録が今、明らかにされる。

フランス在住の作曲家 / ピアニストのマシュー・カピテッリと、イスラエル出身ベーシストのレミー・ユールザリによるデュオ、レ・プロジェット・ブラスコのデビュー作。 ジャズ、タンゴ、クラシック、ラテン、ワールドミュージック、ポップス、即興演奏など、マシュー・カピテッリが経験してきたあらゆる音楽の要素をコンポジションという形で結実。

イタリアのコルシカ島出身のカターリ・アントニーニのリーダーとして7枚目のアルバム。美しい旋律が特徴のイタリアンジャズと自由な即興性の両立に成功している類まれな才能の持ち主。ピアニスト、ステファン・ペレグリの操る軽やかなグルーヴが、現代的な色彩でもってアントニーニの渋めの歌声を縁取る。

オリジナルは100枚以下とも言われる激入手困難な和ジャズプライベート・プレス盤が遂に再発! 1978年にひっそりとリリースされた激レア和ジャズ作品寺川秀保カルテット「 Quartet Live Featuring Hiroshi Fujii」が初リイシュー! Red Horisonという本作をリリースしたのみのレーベルから発売された1枚で、地元のレコード屋とライブ会場で販売されたというオリジナル盤の入手が困難を極める和ジャズ最深部的1作。

ピアニストのアントニオ・ボナッツォのイニシャルからとられたカルテット、ABカルテットのダイナミックで、独創的なアイデアに満ちた作品。クラシックや文化的な音楽についての深い知識の結果であり、そこからインスピレーションが引き出されます。 構成と表現の研究。

フランスが誇るアルトサックス奏者、シルヴェン・ビュフの 11 枚目のアルバム。2020年12月、ムードン・スタジオでのレコーディング・セッションにピアニスト兼アコーディオン奏者のトム・オリヴィエ・ブフを招き、ジャズスタンダードとオリジナルからなる新しいレパートリーで制作。 世代の違う4 人のミュージシャンによる、オルガン、ピアノ、サックス、ドラムというオリジナル編成のジャズをご堪能あれ。

音楽一家に育ったマット・マランツが、テナートリオでFSNTからワールドワイドにデビューを果たす作品。

ロシア・サンクトペテルブルグ出身のアルト・サックス奏者、ドミトーリ・バエブスキー(1976年生まれ)が、フレッシュ・サウンド・ニュー・タレントのために録音した10枚目のアルバム。 ベーシストのクローヴィス・ニコラスとドラマーのジェイソン・ブラウンらニューヨークの音楽仲間と結成したトリオ作品。 ゲストとしてフランスのトップ・トランぺッター、ステファン・ベルモンドが参加、ソウルフルなサウンドを提供しており、アルバムに奥行きを与えています。

既にライブシーンでは周りを振り向かせる存在の実力派新人ヴァイビスト吉野智子、満を辞してのデビュー作が完成! ジャズの持つ伝統的なエッセンスを吸収し、ヴィブラフォンという楽器の新しい技法を身に纏い、次世代へのメッセージをオリジナル曲に託して完成した本作は、モダンジャズからコンテンポラリーまで幅広いフィールドのジャズファンを魅 了するでしょう。本格的なジャズのフィールドで幅広い層に向けて、わくわく、どきどきさせられる聞き応え十分な作品に仕上がっています。

30周年記念レコードを英国のミュージシャンをフィーチャーしてつくるアイデアを持ちかけられたときは、凄く興奮しました。 FSNT30周年記念レコードを作成する仕事を任されたことは非常に光栄でした。私が本当に楽しめると思った仕事でありましたし、現在のイギリス・ジャズシーンの繁栄、多くの友人やミュージシャンをフィーチャーできると思ったからです。参加ミュージシャンすべてのエネルギーとインスピレーションの源が反映されています。アレックス・メリット

ガリシア地方出身のドラマー、イアゴ・フェルナンデスが、コンテンポラリージャズのオールスター をラインナップした4枚目となるリーダーアルバム。ジャズからレディオヘッド、クラシック音楽、ブラジルやガリシアのフォーク ミュージックまで、数多くの音楽的要素が詰め込まれています。 巧みに作られた楽曲と、成熟したハイセンスなミュージシャンシップが刻まれたこの作品は、豊かでメロディアス、そして紛れもなく現代的です。

アレッサンドロ・ガラティの新作は、なんとアントニオ・カルロス・ジョビン集! イタリア・ジャズの名手がボサノヴァを弾くとどうなるか? ステファノ・アメリオが録音。 良い意味で期待を裏切る、ジャズ・ピアノ・トリオ作品です。

1994年スペイン、カタルーニャ州ブラナス生まれのテナー・サックスの逸材、ルカス・マルティネスの新作は、カルテット”LM Project”によるもの。 独立した創造的なスピリットを持ち合わせた4人のメンバーが、2年をかけてさまざまな音楽的背景を反映したオリジナリティー溢れるサウンドを開発、集結して生み出された作品です。

旋律美とリリシズムで定評のある実力派ピアニスト、カルロ・ウボルディが432Hzでチューニングされたピアノで録音したピアノソロ作品。 「ベンチに座って、目を閉じてそれぞれの木の振動を感じ、同化し、吸収し、さまざまな感情に圧倒され、メモを取り、頭に浮かぶすべてを音符に記録しようとしました。その一瞬の心に・・・」。 カルロ ウボルディ