要注目ピアニストJASON LINDNERが率いるビッグ・バンドによる圧倒的なスケールでおくる感動的な2005年ライヴ盤2枚組。JASONの単なるピアニストには留まらない、ミュージシャンとしての大きさを堪能できる作品です。

トリオ･ダ･パスのドラム奏者として知られる､名手ドゥドゥカ･ダ･フォンセカの2000年リリース･オリジナル･アルバム｡音楽的に高度な内容でありながら、ブラジル音楽のもつ「サウダージ」がしっかり表現された現代ブラジリアン・ジャズ。

女性リード奏者ANAT COHENの2004年録音作。夜のNY、都会の夜というものを強く感じさせるサウンド。しっかりとした自分のサウンドを持っているのがうかがえる一枚です。

アヴィシャイ・コーエン（ｔｐ）の姉(妹？）、アナット・コーエンのクラリネットのみによるカルテット作。ジェイソン・リンドナー、オマー・アヴィタルという素晴らしいメンバーに囲まれてオリジナリティー豊かな深い音楽性を披露しています。

出て来る音が実に活き活きとして色彩感に富んだサウンドが全編に渡って展開されており一作ごとに彼女がプレイヤー、コンポーザーとして確実に成長していることが窺える作品となっています。アヴィシャイに追いつけ追い越せダ！

ジャズ界のオールスター・グループSF JAZZ COLLECTIVEの2008年ライヴ盤が登場。今年はウェイン・ショーター曲集！ショーターの書いた「とても素晴らしく、そしてちょっと不思議」な名曲群を、現代ジャズ界の精鋭が見事に料理しています！

ヨーロピアン・ピアノトリオの最上級に位置する激レア盤であるENRICO INTRAのファーストが世界初CD化！30万円は下らないそのレアリティーとスタイリッシュなジャケットも相俟って、非常に人気の高い一枚。　

本作が3枚目のリーダー作となるMaryland出身のギタリストSteve Herbermanのこれまでのベスト・アルバムと言える作品が登場。トム・ボールドウィン、マーク・ファーバーと申し分ない面子。

寺島靖国氏「Jazz Bar 2007」収録、ジャズ批評にも掲載されるなど日本でも高く評価されているカナダ、トロントを拠点に活動するピアニストSteve Koven通算7枚目、待望の最新作。洗練された音楽性にさらなる磨きがかかった充実作。

2005年リリースの「Saturday Feeling」が好評でしたオーストリアのピアニストRobert Schonherr の最新作。持ち前の歯切れの良いクリアのタッチで軽やかに淀みなく繰り出される心地よいフレージングは健在。

韓国出身で、現在NYで頑張っているボーカリストNanaの最新アルバム。ドン・ブライデン、百々 徹、ジョン・ハート等素晴しいメンバーのサポートを得て、堂々たる歌唱ぶりを披露。

アルゼンチンの盲目のピアニストHoracio Larumbeのピアノトリオ作品。スペインのテテ・モントリューのようなスーパー・テクニックは持ち合わせていないが、リリカルで程よいラテン的哀愁味が最高です。

アルゼンチンを代表するジャズピアニストRuben Lopez Furstが1989年12月に自身のトリオで録音した作品。南米のビル・エバンスと呼ばれる彼のリリカルで内に秘めた情熱のほとばしりが見事に録音された作品。

今年2007年録音「ESTO ES LO QUE HAY」(MDR Records)が入荷して健在振りをアピールしたアルゼンチンのベテラン・ピアニストNorberto Machlineの1989年ピアノトリオ作品。

アルゼンチン生まれのピアニストで60年代から活躍している大ベテランJorge Navarroが80年代終わりに録音したピアノトリオ作品。美しいタッチで、流麗なフレージングはこのうえなくエレガント。

ヴァイブラフォン奏者にとって、ソロとハーモニーを両立することはとても大変です。ドイツのThomas Doblerは、そのトリオ・フォーマットで見事に素晴しいプレイを展開しています。

NY在住のべーシストRuslan Khain のSmallsレーベル第1弾！Smalls」で行なわれていたレイト・ナイト・セッションで研鑽を積んだうちの一人。Chris Byars、岡崎好朗をフロントに迎えた好ハードバップ作品となっています。

Bruno Hubert のピアノトリオ第2弾！前作同様センスの良い選曲で素材の味が存分に引き出されたストレートなジャズ魂に溢れ、より一層強固となったトリオの一体感で魅せる快演です。

アコースティックなトリオ・フォーマットにこだわり伝統を維持しながらも進化を止めない彼らの根底にある高度な理論性と叙情性を高いレベルで調和させ、それぞれの個性がいかされた快演を聴かせてくれます。

スペインの実力派若手ABE RABADEのトリオ作。トリオによるアルバムはこれが3枚目となります。7枚の写真からインスパイアされた作曲したオリジナルはどれも個性的。