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ABEAT FOR JAZZ ABJZ070
古くはトゥーツ・シールマンス、リー・オスカー、最近ではヘンドリック・マーケンス、グレゴワ・マレ等の逸材を送り出したジャズ・ハーモニカ界。
今後は、このアルバムのリーダーであるマックス・デ・アロエ(1968年生まれ)の名も'ジャズ・ハーモニカ史'に欠かせないものとなるでしょう。
90年代からヨーロッパのジャズ界で活動し、ケニー・ホイーラーやパウロ・フレスらと共演。一部のミュージシャンからは類稀な実力が評価されていましたが、この新作は持ち前のハイレベルな演奏に、大衆性という新たな武器が加わりました。
ピンク・フロイドの曲を独自に解釈した(4)(5)(6)、ニーノ・ロータの(11)には、今までになく吹っ切れたマックスの姿が捉えられています。

Max De Aloe (chromatic-hca)
Roberto Olzer (p)
Marco Mistrangelo (b)
Nicola Stranieri (ds)

1. L'aria In Mezzo
2. Bradipo
3. Partiamo All'alba
4. Breast Milky
5. Freely Drawn From Sheep
6. Shine On You Crazy Diamond Part IX
7. Lee And Jackson
8. La Belle Helena
9. Notturno
10. Pianosequenza
11. La Strada
Recorded September 29, 2008 at Artesuono, Udine Italy
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