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ヴィブラフォンの新星 Dierk Peters / Spring

販売価格 2,550円(内税)
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Sunnyside Records SSC 1670
ジョエル・ロス、パトリシア・ブレナン、シモン・ムーリエ等の活躍で、がぜん注目を浴びるジャズ・ヴィブラフォン界。
1986年ドイツ・ギーフホルン生まれのディルク・ピータースも、以前にも増して精力的な活動を繰り広げています。
Sunnyside からの第一弾となるこのアルバムは、2021年の8月、ニューヨークでの録音。
トランペットのアダム・オファリル(ラテン・ジャズの名匠チコ・オファリルの孫)、アルト・サックスのケイレブ・ホイーラー・カーティス、ベースのウォルター・スティンソン、ドラムスのバズ・ドナルドという、精鋭ばかりとの顔合わせです。
楽器編成が共通していることもあって、エリック・ドルフィーの名盤『アウト・トゥ・ランチ』(1964 年)と聴き比べたくなるファンもいらっしゃることと思います。
ディルクは幼いころからパーカッションに関心を持ち、やがて「ハーモニーも演奏できる」ということからヴィブラフォンの魅力に開眼。
ケルンの音楽院ではデヴィッド・フリードマンや、トム・ファン・デア・ゲルト(ECM にアルバムあり)に師事し、2016 年に奨学金を得てニューヨークに渡りました。
ニューヨーク大学やマンハッタン音楽院で学び、ステフォン・ハリス(ジョエル・ロスの師)とも知己を得ました。
伝統的な要素と革新的な要素の双方を愛するディルクにとって、ニューヨークの音楽シーンのエクレクティック(折衷的)な空気は、最適なものだったとのことです。
曲目はすべてディルクのオリジナルばかり。
オーネット(コールマン)と(ポール)ブレイの綴りを並べ替えて曲のタイトルにした M2「Yet No Treble」、英国屈指のピアニストであるジョン・テイラーに寄せた M4「Segré」(テイラーが最後に演奏した街の名前だそう)など今は亡き偉大なミュージシャンへのオマージュあり、俳句にインスパイアされた M6「Haiku Pelt」あり、と、内容も本当にバラエティに富んでいます。
抒情的なものから激越なものまで、多彩極まりないメロディが、クリスタル・クリア―というべきヴィブラフォンの音色
で表現されています。
「パンデミック後の世界が、音楽にとってさらに豊かなものでありますように」、そう願ってやまないディルク・ピータース。
この最新作で彼への評価はさらにワールドワイドに高まってゆくに違いありません。

Dierk Peters (vib)
Adam O’Farrill (tp)
Caleb Wheeler Curtis (as)
Walter Stinson (b)
Buz Donald (ds)

1. Sibiu
2. Yet No Treble
3. Bill
4. Segré
5. Byroad Lyre
6. Haiku Pelt
7. Pasco
8. Odelot
9. Meta
Recorded August 2021 at Man Made Music in New York
試聴もここで可能です!
Dierk Peters / Springの試聴

10月中旬入荷予定 ご予約承り中です。

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