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RESERVOIR RSRCD113
ハード・バップのNo.1バリトン奏者、晩年の傑作
ドナルド・バードやサド・ジョーンズ＝メル・ルイス・オーケストラなどで活躍。
ナイフのような鋭い切れ味を持ったプレイで、ハード・バップ界に光り輝いたペッパー・アダムス。
このアルバムは彼が名手ハンク・ジョーンズを含むグループで、ニューヨークの伝説のクラブ「ファット・チューズデイズ」に出演したときの模様です。
トランペットにはECM盤で知られるケニー・ホイーラーが参加。
異色の顔合わせですが、そこは一流ミュージシャンだけあって息はピッタリ合っています。
アダムスは1986年に急逝してしまいますが、その3年前の吹込みである本作でも相変わらずハイレベルで情熱的なプレイを披露。
これほど熱いバリトン・サックス奏者は今後も現れないでしょう。

Pepper Adams(bs)
Kenny Wheeler(tp)
Hank Jones(p)
Clint Houston(b)
Louis Hayes(ds)

1.Conjuration
2.Alone Together
3.Diabolique II
4.Claudette’s Way
5.Dylan’s Delight
6.Dr. Deep
7.Old Ballad
8.Quittin’ Time
9.Dobbin 10.Tis
Recorded August 19 & 20, 1983 at Fat Tuesday’s, New York City

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