★中畑紘子Hiroko Nakahata / Goodnight Grief(CD)

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2,500円(内税)

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Motch Records MOTCH1130
札幌を拠点に活動するピアニスト、中畑紘子の初作品。
福居良やスタンリー・カウエルに薫陶を受けた音楽には、清々しい美しさと思索的な深みがある。

札幌を拠点に活動するピアニスト、中畑紘子が満を持してリリースしたファースト・アルバム。
福居良が主宰したジャズ・ライヴ・ハウス<スローボート>をはじめ、各所で精力的にライヴを行っている中畑。
真摯でいて枠にとらわれない音楽性には深みと清々しさがあり、聴く者を魅了してやまない。
老若男女問わず大きな支持を集めるのもうなずける。
セルフ・プロデュースとなる本作は、山下ヤスシ (el-b, key)、竹村一哲 (ds)、古舘賢治 (g, vo)という腕達者なミュージシャンを迎えての録音。
ソロ、デュオ、トリオと編成を変えつつ、スタンリー・カウエルの「Equipoise」を、ジョージ・ケイブルスの「Helen’s Song」を、メアリー・ルー・ウィリアムスの「Baby Man」を鮮やかに紡ぐ。そして何より、澄明でしなやかなタッチで綴られる中畑のオリジナル曲「Our Secret Spot in Heaven」と「Goodnight Grief」がこの作品をひと際非凡なものにしている。
ただ美しいだけじゃない、光と翳を内包したような物語性の高い曲である。
カヴァーからオリジナルまで多彩ではあるが、一本の線が凛と通った説得力に満ちた作品だ。
従来のジャズ・リスナーにはもちろん、レア・グルーヴやスピリチュアル・ジャズに興味のある向きにもぜひ聴いてもらいたい、大きな意義と魅力を持った作品である。尾川雄介(UNIVERSOUNDS / Deep Jazz Reality)

中畑紘子 (p, el-p, vo)
山下ヤスシ (el-b, key)
竹村一哲 (ds)
古舘賢治 (g, vo)

1. Prologue (Hiroko Nakahata)
2. Fake Plastic Trees (Radiohead)
3. Dierdre De Samba (Clifford Barbaro)
4. Equipoise (Stanley Cowell)
5. Valentine For You(George Cables)
6. Lullaby(George Cables)
7. Helen’s Song(George Cables)
8. Baby Man (John Stubblefield)
9. Our Secret Spot in Heaven (Hiroko Nakahata)
10. East of the Sun (and West of the Moon) (Brooks Bowman)
11. Goodnight Grief (Hiroko Nakahata)
12. Bonus Track
13. Bonus Track
14. Bonus Track
Recorded : 2025年1月9~11日

2025年10月6日発売予定　ご予約承り中です。