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CAM JAZZ CAMJ7810
ソラルといえば、アルジェリア出身、フランスで長く活躍する思索的ピアノ詩人。
そのイメージには、少し観念的で、難解なイメージもありますが、CAM JAZZが出すソラルは、ソロ作といい、デイヴ･ダグラスとの組合わせ然り、メロディを非常に大切にしたものだったというものです。　　　　　　　　　　　　　　　　そして、思い出したいのは、やはりBlue Noteでのトリオ作でしょう。
N.Y. ヴィレッジ･ヴァンガードでのライブ録音である「N.Y.-1」は、ドラム、ビル･スチュアートの存在もさることながら、ベースはこのフランシス･ムタン。
その演奏の記録はソラルがNYという土地で”ヨーロピアン独特のストーリー性だけでは決してなく””最高のスリリングさで人々を圧倒するピアニストである”ということを証明したものでもあったのです。　　　　　　　　　　　　　　　そして、ここにムタン･ブラザースとの共演盤が登場！！。ムタン氏はご周知のようにフランス人ですが、拠点は欧米半々といっていい二人･･この3人で一体、どんな展開を見せていくのか、想像しただけでもゾクゾクものです。

Martial Solal(p)
Francois Mouitin(b)
Louis Moutin(ds)

1 SLIGHTLY BLUESY
2 HERE'S THAT RAINY DAY
3 LONGITUDE
4 BIZARRE, VOUS AVEZ DIT?
5 TEA FOR TWO
6 SOLALTITUDE
7 SHORT CUTS
8 THE LAST TIME I SAW PARIS
9 MONOSTOME
10 NAVIGATION
2007年4月録音　Paris
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