現代屈指のモダン・ジャズ・プレイヤーとしての座を不動のものとしたテナー・サックス奏者ウェイン・エスコフェリーの新作は、デビッド・キコスキー（ピアノ)、ウゴナ・オケグォ（ベース）、マーク・ホイットフィールド(ドラムス）によるカルテットを中心に、曲によりグレゴリー・ポーター(vo)、トム・ハレル(tp)、マイク・モレーノ(g)という豪華ゲストをフィーチャーした注目の一作。

歌うように縦横無尽に奏でられるピアノ。 テノーリオJr.らジャズサンバ名盤からキース・ジャレット、エンリコ・ピエラヌンツィ~シャイ・マエストロらを彷彿とさせるピアノトリオ作品の傑作! アマーロ・フレイタスやディアンジェロ・シルヴァらブラジルの新世代ピアニストに並ぶ俊英、サンパウロで活動するジャズ・ピアニスト、アレシャンドリ・ヴィアナのトリオ2作目となる2022年作を日本盤CD化!

ドイツ生まれ、現在NYで活躍している注目のベース奏者ジェイコブ・ドライヤーの初リーダーアルバム。レコーディングメンバーは、テナーサックス奏者のジェイソン・リグビー、ピアニストのジョン カワード、ドラマーのジミー・マクブライドという各人オリジナリティーとクリエイティビティを持ち合わせた実力派が集まった。 リーダーとしてのジェイコブ・ドライヤーの鮮烈で印象的なデビュー作品です。

オランダを代表するピアノの詩人ロブ・ヴァン・バヴェルが息子であるセバスチャン・ヴァン・バヴェルと共演したピアノ作品。 美しいクラシカルな楽曲が並ぶなか、ジャズならではの即興的一幕も披露、 全編を通して美メロを味わえるので幅広くピアノ好きの方々に楽しんでいただける1枚に仕上がっています。 前情報なしで聴いたらピアノソロに思えるほど息の合った演奏はさすがは親子。

オランダが誇るサキソフォニスト、ベンジャミン・ハーマンがヴォーカルをフューチャーしたクインテット作品。 強烈なジャケットからもわかる通り、デヴィッド・リンチ作曲のカバーを収録しており、リンチとピーターアイヴァース作曲の「In Heaven」の甘くメロウな絶品カバーやクシシュトフ・コメダ「水の中のナイフ」のストレートなカバーなど1作を通してリンチの世界同様の怪しくも引き込まれる雰囲気を構築している作品。

いまやスペイン・ジャズの枠を超えて、ヨーロッパ・ジャズを代表する歌姫に数えられているカルメ・カネラの新作は世界中で活躍しているドラマー、ヴィブラフォン奏者であるホルヘ・ロッシー、独自のヴォイスを持つ素晴らしいギタリストのジャウメ・ロンバルトとのトリオで録音したファーストアルバム。 トリオのオリジナリティー溢れたサウンドとプレイ、感性、親和性、音楽的アプローチは、リスナーを魅力的な音楽の旅へと導きます。

相当なジャズ通にも知られていないと思われる、知る人ぞ知るアルトサックス奏者が残した貴重音源がCD化！ 間違いなくジャズの歴史で最も過小評価されているアルトサックスの1人ジョー(ジョセフ)・“マウス”・ボナティが残した録音を一枚のCDにまとめた画期的な作品。 このCDリリースで、モダン・ジャズの歴史における偉大なアルト・サックス奏者の一人、ジョー「マウス」ボナティが多くのジャズファンに知られることを願っています。

オーストラリアの注目の女性ヴォーカリスト、ケイト・ウェイディが放つ最新作。 若さと音楽スタイルの成熟度が対照的で、歌詞のストーリーを真っすぐに伝え、叙情的で深みのある歌唱は聴く者全てを魅了するでしょう。 アンドリュー・スコット率いるカルテットを中心としたバックも壺を得たサポートで、素晴らしい。

2022年のベスト・ブラジリアン・アルバムは間違いなくこれ。 ブラジル音楽黄金期の伝統を現代に継承するリオのバンド、バーラ・デゼージョ（Bala Desejo）の話題沸騰デビュー作『SIM SIM SIM』が、ついにCDリリース！これからのブラジル音楽における主役となる4人のデビュー作を、ぜひ聞き逃がさないでほしい。

1971年スイス、チューリッヒでの オスカー・ピーターソン・トリオの貴重なライヴ演奏。 ニールス・ペデルセン(b)、ルイス・ヘイズ (ds)が参加した「一期一会」の演奏。 世界初出の未発表録音 !!

オーストラリアの注目の女性ヴォーカリスト、ケイト・ウェイディが放つ最新作。 若さと音楽スタイルの成熟度が対照的で、歌詞のストーリーを真っすぐに伝え、叙情的で深みのある歌唱は聴く者全てを魅了するでしょう。 アンドリュー・スコット率いるカルテットを中心としたバックも壺を得たサポートで、素晴らしい。

ロシア・サンクトぺテルブルグの正統派アルトサックス奏者、エゴール・トカレフ率いる、トランペットとのフロント2管によるクインテットが、今年5月に行った白熱のライヴ実況盤。 自作を含めガレスピー。モンク、パーカー、マックス・ローチ、ケニー・ドーハム、テッド・カーソン、シダー・ウォルトンのナンバーを選曲。トカレフの安心して楽しめるワンホーン.カルテット＆2管クインテットで演奏されるスインギーな王道ジャズ作品！

ベルギーの若きトランペット奏者、エミエル・ベルナート(2002年生まれ)のデビュー作品。本作は、ベルギー、スペイン、フランス出身のメンバー5人によるクインテット作品で、ストレートアヘッドでフレッシュな息吹のする正統派ジャズが展開されています。

バルセロナのジャズシーンで活躍する6人のミュージシャンによって結成されたグループの注目盤! スペインを代表するベテラン・アルトサックス奏者ペリコ・サンビートを擁するグループ「FireWash」のデビュー作品。 他のメンバーに触発されたのか、いつになくアグレッシブなぺリコの吹奏が聴かれます。 まさに、正統派のヨーロピアン・ポスト・バップというべき端正かつエネルギッシュなプレイが詰まった瑞々しい名作。

スペインの多才なマルチ奏者ジョアン・チャモロが、スペインを代表する偉大なトロンボーン奏者で2年前に早逝したToni Belenguerへトリビュートした作品。 チャモロがSant Andreu Jazz Bandを率い友人を弔った素晴らしいライヴの記録を収めたのが本作です。 ペリコ・サンビート、リタ・パイエス、アンドレア・モティスらスペインのスターを揃えたバンドの実にゴージャスなサウンドを堪能できる注目盤。

スペイン注目のテナーサックス奏者デヴィッド・モンテロによるワンホーン・カルテット作品。 ピアノトリオ盤で我が国にもファンが多いピアニスト、ザビエル・ドトラスが参加！アルバムの内容はビバップ、クール、モードなど純粋なモダンジャズのルーツに忠実ですが、より現代的なビジョンに焦点を当てています。 メンバー4人は皆若いですが、優れた音楽的バックグラウンドとパフォーマンスを持ちあわせています。

石井彰、大坂昌彦、安ヵ川大樹によるシーンオブジャズ、待望の9作目! 世界、日本の民謡をシーンオブジャズのサウンドで大胆にアレンジ。

クロマティック・ハーモニカの名手、マックス・デ・アロエの18枚目となるリーダーアルバムは、トゥーツ・シールマンスの愛奏曲をプレイしたライブ作品。トゥーツ・シールマンスの演奏でお馴染みのナンバーを彼の魂が乗り移ったかのように熱演、彼の生誕100周年を祝っています。 ハーモニカやビッグバンドが好きな人は勿論、そうでない人も満足できる作品だと思う。