チェコ・ジャズ・シーンの最前線で活躍するギタリスト、ダヴィド・ドルージュカ率いるトリオのデビュー・アルバム。今作は、ヘブライ語でサイクルまたは循環を意味しており、ユダヤ音楽の豊かな遺産に焦点を当て、ヨーロッパや中東のさまざまな地域で何世紀にもわたって発展してきた伝統的なワールド・ミュージックと、ジャズの境界にある音楽を収録したアルバムとなっている。

名門Impulse!レーベルからもリリースのあるオーストラリアの歌姫サラ・マッケンジーの4年ぶりの新作は、ピーター・アースキンらと演奏したボサノヴァ名曲集！サラの清涼感の溢れる歌声はボサノヴァを歌っても耳心地よく、腕利きのミュージシャンが集結した意欲作となっている。

第27回マッシモ・ウルバーニ賞で2位を獲得した注目のヴィブラフォン奏者ヴィタントニオ・ガスパロ(同時に批評家賞も受賞)がジュゼッペ・ベネチア(コントラバス)、ジョヴァンニ・スカシアマッキア(ドラム)と結成されたトリオによるデビュー作品。 彼の輝かしい未来を予感させるようなフレッシュで才気あふれるプレイが実に良い！ ヴィブラフォン・ファンは要チェックの一枚です！

「ミナス新世代」を代表するブラジルの作編曲家/マルチ器楽奏者=アントニオ・ロウレイロのマスターピース『Só』が、発表から10年の時を経て、待望のレコード・リリース!曲順も自身で再考し、歌モノをメインにしたSIDE-A、インストゥルメンタル・ミュージックに焦点をあてたSIDE-Bと、CDや配信とはまた違う印象を与えるものになっている。 ブラジルの異才が生み出した稀代の名盤を、レコード・フォーマットで改めて堪能いただきたい。

伊フィレンツェ出身の新鋭トランぺッター、コジモ・ボニのクインテットによるセカンド・アルバム。 フロントを務めるのは、同じくイタリア生まれでNY ブルックリン在住の若手アルト ・サックス奏者ダニエル・ジェルマーニ。 ストレートアヘッドな中にも現代的な感性がきらりと光る正統派ジャズ作品となっております。

1976年、スペインのマドリッド生まれのベース奏者ハビエル・モレーノがアルトサックス、トランペット、トロンボーンをフィーチャーした3管クインテット作品。 全曲モレーノのオリジナル。 ジャズとフラメンコ・・・二つの世界を融合させ、モレノが最も影響を受けたチャールズ・ミンガスのルミネッセンスを受け継ぎ、そこに現代ジャズのテイストを織り交ぜ、リスナーをさまざまな風景へ導き音楽の旅に案内します。

“サラ・ヴォーンの再来”と称される女性ジャズシンガー”ロビン・マッケル” 自分のルーツである伝統的なジャズに立ち返った最新作。ケニー・バロン、カート・エリング、ピーター・ワシントン、ケニー・ワシントン参加！スウィング時代の不朽のスタンダード曲を12 曲収録。

NYのベテラン・4トランペット奏者テレル・スタッフォードのニューアルバムは、彼の感情的で幅広い反応を反映したもので、テナーサックス奏者のティム・ウォーフィールド、ピアニストの ブルース・バース、ベーシストの デヴィッド・ウォン、ドラマーの ジョナサン・ブレイク、パーカッショニストのアレックス・アクーニャという長年の共演者からなるオールスター・バンドをフィーチャーした作品。

ロヴィーゴ音楽院で訓練を受けた若いミュージシャン3人によるベースレスのサックストリオ –、ハックアウトのファーストアルバム。

未発表ライブ音源シリーズ『In Concert』最新作！ ウディ・ハーマン・ビッグバンドのオーケストレーターとして活躍した ジミー・ジュフリー率いるトリオと、 ドラムの基礎を変えたスウィングドラマー、 ジーン・クルーパ・カルテットのライブ、2本立てを収録。インプロとスウィングという、20 世紀半ばの多面的なジャズの完璧なショーケースを味わえるアルバムとなっている。

ジャズシーンの最前線で 30 年以上活躍するベテランテナー奏者、リッチ・ペリー率いるカルテットによるニューアルバム。今作『Progression』は、作家としてもソリストとしても集大成とも言える作品で、過去の作品から着想を得ながら、そこにベテランならではの磨きをかけ、より高度な一枚に仕上がっている。

“リトルバード”の愛称で慕われていたレジェンドサックス奏者、ジミー・ヒース 1992年作が180g重量盤にてリイシュー！ジミーの、ブルージーでストーリーテリングなソロと、バックで囁かにサポートするサウンドは何ともたまらない音楽空間へと誘ってくれる。

生まれはフィリピンでペルーとアップステート・ニューヨーク育ち、モントリオールとNYで学生生活を送ったというピアニスト、ベン・ミラーが、"真実の羽"を持つ古代エジプトの女神マアトをテーマに制作したデビュー・アルバムとなるトリオ作品。

西山瞳待望の最新ピアノトリオ作品は、これまでのキャリアが結実した充実の渾身作。 これまでにない濁りや揺らぎを包摂した緊張感の高いサウンドを生み、芸術性の高い風格のある作品となった。 9曲中5曲は、ピアノトリオのバックグラウンドに鈴木孝紀(クラリネット)、maiko(バイオリン)、橋爪亮督(テナーサックス、フルート)が加わり、ピアノトリオをより立体的に、陰影を深め、時には点描のように、時には潮の満ち引きのように、情景を描き出す。

フィンランドジャズ界の大御所、イーロ・コイヴィストイネンの'69年録音の傑作が再発! ギリシャ神話の英雄を冠した本作は、スリリングでモーダルなストレートアヘッド・ジャズ。 今作は、ペッカ・サルマントら、スオミ(フィンランドの)・ジャズの名手達が参加した、モーダルな雰囲気漂うユーロ・ジャズの名盤！ CDは17年ぶりの再発、LPは初復刻となります！

フィンランドジャズ界の大御所、イーロ・コイヴィストイネン・ミュージック・ソサエティーのユニット名で1970年に放ったOtava原盤のウルトラ・レア・アイテムが再発!モーダル、ジャズロック、アヴァンギャルドなど'60~'70年代当時のメインストリームを強く感じさせるサウンド。 イーロのテナーだけでなくソプラノサックスの巧さと音色の美しさにも心打たれる作品。