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貴重な記録リマスター再発 Norma Winstone - John Taylor / In Concert

販売価格 2,350円(内税)
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Sunnyside Records SSC1534
英国が生んだジャズ界の至宝、ノーマ・ウィンストン、ジョン・テイラーによる1988年のロンドン、ギルドホール音楽学校で行われたデュオ・コンサート。
1999年にEnodoc Records から最初はカセットでリリースされ、その後CDリリース。
このほど、リマスターされ、Sunnyside よりリリースされる運びとなりました。
1960年代においては、アメリカのムーヴメントとは異質な、プログレッシヴで先鋭的なパフォーマンスを展開し、ブリティッシュ・ロックのシーンとも行き来しながら、ジャズの最もクリエイティヴなパフォーマンスを全世界に投げかけたとも言えるノーマ・ウィンストンとジョン・テイラー。
それから50年、ケニー・ホィーラーを迎えてのアジマスを含め、ジョン・テイラーが逝去するまで、公私ともども、ある意味では一心同体とも言えるコンビで、常に二人でしか成し得ない世界観あふれるパフォーマンスを見せ続けてきましたが、このコンサートでも、静謐にして、緊密な類まれなインプロヴィゼーションを展開しています。
ノーマは、いつものように声を楽器のように扱い、ヴォイス・パフォーマンス的な要素と即興性を多分にみせていく一方で、常に清新な旋律が息づき、躍動する展開。
1944年のミュージカル音楽であるレナード・バーンスタインの楽曲や、ブルーベックの名曲“In Your Sweet Away”、説明不要のスタンダード“Round Midnight〜Midnight Sun”などのようなメロディが際立つ楽曲は、ささやくような場面あり、クールな中にも情感をにじませ、フレーズをさりげなくドラマティックにしていく場面あり、一方、ジスモンチ、ラルフ・タウナー、スティーヴ・スワロウといったECM 界隈のオリジナル的な世界では、華麗なスキャットも織り交ぜて大胆に世界を拡張する展開を見せていきます。そして、圧巻は、ジョン・テイラーのオリジナル、M7 の“Coffee Time”。
テーマから自由に飛翔するノーマ・ウィンストンのヴォーカライズは、秀逸なソロもさることながら、プリパード的な奏法も織り交ぜたジョン・テイラーのピアノと、独立、拮抗しながらも美しい調和を見せる絶妙のバランスを見せる展開。
会場にも感嘆の声が上がります。
ラストのバラードまで全8曲。
80年代の貴重な記録の復活です。

Norma Winstone(vo)
John Taylor(p)

1 Lucky To Be Me (Music by Leonard Bernstein, words by Betty Comden & Adolph Green)
2 Ladies In Mercedes (Music by Steve Swallow, Norma Winstone)
3 Cafe (Music by Egberto Gismonti, Norma Winstone)
4 The Glide (Music by Ralph Towner, words by Norma Winstone)
5 In Your Own Sweet Way (Music by Dave Brubeck, words by Margaret Busby)
6 Round Midnight* / Midnight Sun**
 (*Music by Thelonious Monk & Cootie Williams, words by Bernard Hanighen)
 (**Music by Lionel Hampton & Francis J. Burke, words by Johnny Mercer)
7 Coffee Time (John Taylor)
8 Celeste (Music by Ralph Towner, words by Norma Winstone)
1988年録音
試聴もここで可能です!
Norma Winstone - John Taylor の試聴


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