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Dodicilune　ED268
以前YVPからエディ・ヘンダ―ソンを迎えた作品をリリースしたことで知られているベーシストGerardo Bartoccini（1968年ローマ生まれ）の最新作。
Dodiciluneからリリースされる作品としては、アンドレア・サバティーノ以来わが国で最高に話題になりそうな作品です。
何と言っても人気急上昇中のイタリア・テナー奏者マックス・イオナータを迎えたワンホーン・カルテット作品ですからいやがうえにも期待が高まります。
1曲目「Tesi」から、イオナータの温度感高めのパッショネートなソロが素晴らしいです。
ここ最近一段と存在感が増して、まさに脂が乗っていることが窺えます。
リーダー、バートンシーニの重厚なベースラインも良いです。
モーダルで重厚なメロディーと明快でストレート・アヘッドな方向性が共存し全体を通して素直に楽しめる良さがあるクールなワンホーンカルテット作品。

Gerardo Bartoccini(b)
Max Ionata(ts)
Pietro Lussu(p)
Marco Valeri(ds)

1 Tesi
2 Amigo Cohiba
3 Il Piccolo Luca
4 Bye Bye Lazybird
5 Joker
6 Oikos
7 Aglio Eolio
8 Opus Incertum Q
9 Hale Bop II
2010年作品

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