ペッテル・ベリアンデルの新作は、これまでよりモダンなビートと、そしてプレゼンスと即興が中心となる自由な方法で演奏が試みられている。 楽曲とトリオのタイトで洗練されたインタープレイは、耳の肥えたジャズリスナー全員を満足させるはずです。

THE BIG NEWS再来! 大林武司TBNトリオ ツアーに先駆け、アナログ盤生産決定! 最前線の音楽世界観と心躍るグルーヴ、彼らの勢いに目が離せない。

デンマークを拠点に活躍しているピアニスト、サン・ビービー率いるピアノ・トリオの2023年新作アルバム。彼の音楽性が滲み出た 静謐な美メロ・ピアノトリオ作品。 流麗で美しいフレー ズが次々と溢れ出し、ヨーロッパ特有の硬質な音色がさらにメロディを引き立てます。 いかにも北欧ピアノトリオといった仄暗いテイストと甘酸っぱい感傷が織り込まれた逸品。

エンリコ・ピエラヌンツィの幻のピアノトリオ名盤が遂にCD復刻！ 1994年にSiena Jazz Recordsから非売品としてリリースされたもの。 レア盤廃盤ブームのピーク時には、15万くらいの値段で取引されていたもので、中古市場に出回ることもほぼ皆無の難攻不落、ラスボス的な存在の激レア盤だと言えましょう。本年最後で最大の復刻作品！ピアノトリオ・ファンは、マストの一枚です！

ニューヨークを拠点に活躍する伝統と斬新さを兼ね備えた若きピアニスト、マイカ・トーマスによる最新アルバム。ベーシストのディーン・トリーとドラマーのケイヴォン・ゴードンを擁した新しいトリオ構成で作られた一枚でトーマスのハイセンスなピアノの旋律が、聴く者を華麗な世界へと誘うこと請け合い。

結成30年を迎えた関西を拠点に活動するピアニスト清水武志率いるE.D.F.の新作。 30年の変遷を経てまさに熟してきたバンドサウンドを余すところなく収録。 この10年ぶりの新作にはコロナ禍で生まれた楽曲や最近の楽曲に加え、最初期の楽曲も取り上げ幅広く清水武志作品を味わえる。

現代ジャズ最高峰のドラマー、タイショーン・ソーリーの2023年ピアノトリオ作品。 メンバーは前作「Mesmerism」と同じ、ピアノにアーロン・ディール、ベースにマット・ブリューワーを迎えております。コンテンポラリーな楽曲が中心だった前作とは打って変わって、ヘヴィなスイングで深いグルーヴ感、ピアノとベースの粘りあるプレイに実に心地良さを感じます。

奏でられる音楽にどっぷりはまりこんで、そこではじまる内的彷徨を誰にも止めることができぬなら、これを至福と呼ばずして何とする？ ジャズもクラシックもポップもあらゆる垣根を飛び越えて、珠玉のような音のつながりに酔い痴れるのみ。イタリアのピアニスト、ロベルト・オルサーが率いる唯一無二のピアノトリオの傑作が遂にレコードで登場！

サラ・ヴォーンの伴奏者としても知られたピアニスト、ジミー・ジョーンズのフランス録音やGNPの作品を収録。

澤野工房からのリリースでお馴染み、 ヨーナ・トイヴァネンがリーダーを務めるピアノトリオ”MIRE3”のデビュー盤。本作では、ジャズのレジェンドたちを想起させながら、トリオが持つしっかりとした基礎をもとに、遊び心や好奇心に溢れたナンバーを収録。 トリオが奏でる音楽が、ジャズそのものの歴史と可能性を提示し、敬意を込めたムードを作り出す。

揺らぎ、流れ、やがて輪郭をあらわす幻想の音楽。 気鋭の音楽家、武田吉晴の4年振り待望のセカンド・フル・アルバム。前作に続き、全楽器を自身で演奏/プログラミング/多重録音して完成した本作。 柔らかなタッチのピアノと揺らぐエレピが重なるさまはビル・エヴァンス『From Left To Right』を思わせ、ジャズから南米~アジアまでさまざまな背景を感じるクラリネットやチェロと有機的に結び合い、心を浸す室内楽的なアンサンブルを構築。

ニューヨーク市を拠点に置くジャズピアニスト、ノア・ハイドゥがキース・ジャレットへの想いを綴ったトリビュート作品。メンバーは前作に引き続き参加のベーシスト、バスター・ウィリアムスを筆頭に、もう一人のベーシスト、ピーター・ワシントン、ドラマーのルイス・ナッシュのリズム隊。 ゲストのサックス奏者、スティーブ・ウィルソン。 それぞれのビートが織り交ざり" 見事に心のこもったトリビュート"と呼べるほど美しく完璧に音がまとまっている。

イタリアが生んだ現代最高のジャズ・ピアニストの一人、エンリコ・ピエラヌンツィが、ルカ・ブルガレッリ、マウロ・ベッジョとの充実のピアノ・トリオで、イタリアの室内管弦楽団、オルケストラ・フィラルモニカ・イタリアーナとコラボレーションした作品が、アナログリリース決定！ジャズとクラシックの融合を真摯に追求したジョン・ルイスの魂を、同じくクラシックとも親和性の高いエンリコ・ピエラヌンツィ・トリオとオーケストラが現代的に表現します。

1917年ニューヨーク生まれのピアニスト、キャス・ハリソンがMGMに録音したファーストアルバム「The Duke and I」とセカンドアルバム「Wrappin' It Up」2枚のLPを一枚のCDにまとめた徳用盤。モダンでありながら、原曲に忠実でオリジナルのリズムとスタイルを維持しつつ、独自の和声やリズムのアイデアによって新たな解釈を試みています。

高木里代子× Steelpan Records 第三弾アルバム。ストレートアヘッドジャズ最新作。 今回はリズムセクションに日本のTopミュージシャンを迎え、オリジナル楽曲とスタンダード曲に挑んだ、究極のピアノトリオ作品。 ショパンのScherzo No.1 を幕開けに始まる彼女のピアノストーリーは、ジャンルや国境を超えて、2023年4月全世界へと語り継がれる。

フランスの注目のピアニスト、エイドリアン・シクー(1977年パリ生)がシルヴァン・ロマーノ(b)とジャン=ピエール・アルノー(ds)とのトリオで録音したファーストアルバム。昇り竜の如く、上昇気流に乗っている彼が、洗練された流麗でハイセンスなピアニズムを思う存分展開したピアノトリオ注目作品です。

ギリシャ生まれでボストンを拠点とする異彩ピアニスト、パンデリス・カラヨルギスがセロニアス・モンク、エルモ・ホープ、ハサーン・イブ・アリのナンバーをプレイしたピアノトリオ作品。 トリオのメンバーは、ベーシストのネイト・マクブライドとドラマーのルーサー・グレイである。 それぞれのナンバーが独特で、アプローチが異なり、アヴァンギャルドな雰囲気も持ちながら自然な流れで全曲耳が離せない現代ピアノトリオです!

イタリアのベテラン・ピアニスト、アントニオ・アルテーゼの初となるピアノトリオによるリーダーアルバム。7曲のオリジナルは、ビル・エヴァンス・トリオのスタイルだけでなく、北ヨーロッパのミニマリズムのムードにもインスパイアされています。 彼のピアニズムと音色のパレットは、美しいメロディー、重層的なハーモニー、繊細なリズムを、トリオ内で探索し続け音の宝石箱から宝物を送り届けてくれます。

イギリスを代表するジャズミュージシャンで長年に渡って共演してきた、ジェイソン・リベロ(piano)とティム・ガーランド(reeds)の満を持して吹き込んだデュオ作品。

ポルトガルの抒情派ピアニスト、ペドロ・ネヴィス待望の2022年作 洗練と哀愁が同居する響きの中から立ち上がる美メロに詩的なアプローチ・・・ピアノトリオ好きは今作もマストの大推薦盤! ピアノ・トリオにこだわり続け、クラシックを学んでいた確かなテクニックと抜群のメロディセンスを存分に堪能できます。エンリコ・ピエラヌンツィあたりの正統派ヨーロピアン・ピアノ・トリオが好きな方の耳も離さない全編日本人好みの哀愁と詩情ある楽曲を8曲収録したまさに珠玉のピアノ・トリオ作品。