ソニー･スティットの乗りに乗った演奏が聴けるCD。前半は10インチ盤「Playing Arrangements From The Pen Of Johnny Richars」後半の8曲は、Q･ジョーンズと組んだ「Plays Arrangements From The Pen Of Quincy Jones」より。

ジミー･レイニーの絶頂期の傑作である「In Three Attitudes」と「Featuring Bob Brookmeyer」をカップリングしたもの。アップ･テンポの「Strike Up the Band」からバラードの「Too Late Now」まで、ジミーの多彩な魅力をどうぞ。

アイリーン･クラールが新進気鋭のシンガーとして注目を集めていた当時のもの。前半12曲は、ハーブ･ポメロイ楽団との共演盤「The Band and I」後半12曲は、アル･コーンが編曲指揮を担当した「Steveireneo!」からのもの。

フラヴィオ・ボルトロ、ミケーレ・ボッツァ、ピエロ・バッシニ等実力派ミュージャンによる覇気に満ち溢れたイタリアン・モーダル・ジャズ。

1975年生まれ、イタリアのバーリ出身のピアニストALBERTO IOVENE によるトリオ作。ハイファイヴのダニエル・スカナピエコが曲によってゲスト参加していることも大きな魅力となっている。

UK JAZZシーンの次世代を担うピアニスト、キット・ダウンズ待望の新作。現代的なリズムに豊かなイマジネーションから弾き出されるインプロヴィーゼーションを披露。ゆったり流れるメロディアスなコンポジションをも聴かせてくれる。

エンリコ・ラヴァ、パオロ・フレス、イタリアを代表する2大トランペッターが、チェット・ベイカーの愛奏曲を取り上げた1999年作品。二人のスタイルの違いも、良く分かり、ステファーノ・ボラーニのピアノはじめ、リズム・セクションも好調です。

Riccaedo Brazzale率いるリディアン・サウンド・オーケストラが、英国のAppleby Jazz Festivalに出演した時のライブ録音盤。タイトに引き締まったアンサンブルと、ロベルト・ボニソロやジュリアン・オーギュレス等のアドリブによる迫力あるサウンドが満喫できる作品。

リディアン・サウンド・オーケストラの2009年最新盤。今回は、テナーのピエトロ・トノロ、ピアノのパオロ・ビッロ等人気ミュージシャンがフィーチャーされています。

リンカーン・センター・ジャズORCHのメンバー二人による双頭コンボ作品。エリック・レヴィスやアドニス・ローズ、エリアス・ハスランガ―等豪快な顔触れによるファンキー風味を隠し味にしたW・マルサリス路線のモーダル・ジャズ。

ヨーロピアン独特の美意識を湛えたサックス奏者クラウディオ･ファゾーリが、パオロ・ビッロと共に録音したドラムレス・トリオ作品。ロマネスク溢れるファゾーリのサックスは、まさにヨーロッパの文化の香りを運んでくれる。

ジェレミー・ペルトとジョー・イラバゴンという強力な2巻編成によるクインテット作品。スモーキーで色調を押えた曲想と息の合ったエネルギッシュな演奏が絶妙にブレンドされたNY正統派ハードバップ作品！

新進気鋭のアルト、ソプラノ・サックス奏者Benjamin Drazenのエネルギッシュなデビュー・アルバム。正統派ハードバップの色調を基本に、ハーモニーとメロディーが織り成すカルテットによる白熱した演奏が魅力。

現代最高の女性ジャズ・ピアニストの一人、ジェシカ・ウィリアムスの新作は、デイブ・カーペンターのベース、メル・ブラウンのドラムスという顔ぶれで、彼女のオリジナルと精神的支柱となっているジョン・コルトレーンの愛奏曲を演奏した作品。

NY在住のピアニスト、ロッサノ・スポーティエロ（1947年イタリア生まれ）のピアノトリオ作品。ラグタイムやストライド・ピアノからバップの語法までを消化し、柔らかな和音と軽やかなスイング、明快な歌心を見せつけるピアノは、新作でも実に見事。

スコット・ハミルトンとロッサノ・スポーティエロ・・・同じような音楽性ももつベテラン二人による親密でスイングと歌に溢れたデュオ作品。

現代感覚に優れ、洗練されたスタイルで成長著しいNYのピアニスト、ダニー・グリセットのクリスクロス4作目となるリーダー・アルバム。

精力的に活動しノリに乗っている独自の個性的なスタイルを身につけているアルト・サックス奏者デビッド・ビニーの新作は、マーク・ターナー、アンブローズ・アキンムシーレという強力なフロントを迎えたセクステット編成。

既にベテランの貫録を感じさせながら、シャープで流線型を帯びたモーダルなソロが常に新鮮さを感じさせる今年43歳になるトランペッター、アレックス・シピアジンのクリスクロス9作目となるリーダー・アルバム。

カート・ローゼンウィンケル以降の次代を担うギタリストとして注目され続けている、マイク・モレーノ待望の新作。アーロン・パークス、マット・ブリューワ―、ケンドリック・スコットという音楽性が共通するNYの精鋭と共に録音