マイルス・デイヴィス没後 30 年を記念し、ACT の創始者シギ・ロッホのキューレーションで 2021 年にベルリンで行わ れたコンサートの模様をとらえたライブアルバムです。 Disc1 ではシオ・クローカー・カルテットにマグナス・リンドグレン (Ts,Fl) をゲストに迎えたスリリングなマイルス・チューンの演奏、Disc2ではマグナス・リンドグレンがコンダクターを務め、シオ・クローカー・カルテットとベルリン・フィルによるマイルスのシンフォニック・ジャズをゴージャスかつエレガントに蘇らせます。

アル・フォスター3年ぶりの新作は、ニコラス・ペイトン、クリス・ポッターをフロントに迎えたクインテット作品。 ピアノは、ケビン・ヘイズ、ベースはヴィンセント・アーチャーという現代ジャズ界のオールスター編成によるもの。 アルのオリジナルにロリンズ「ペント・アップ・ハウス」マッコイ・タイナー「ブルース・オン・ザ・コーナー」マイルス「ハーフ・ネルソン」ジョーヘン「パンジャブ」ハンコック「アローン・アンド・アイ」などモダンジャズの名曲を選曲。鮮烈なアドリブが素晴らしい現代ハードバップ作品

スペインの俊英ピアニスト、デイビット・サンチョのピアノトリオ新作。ジャズをベースに、アンビエント、クラシック音楽、ポップ、エレクトロニクス、ヒップホップ、ジャズロック、プログレッシブロックなど様々な音楽要素をミクスチャーして、音楽の美的方向性を模索し、新たなサウンドスケープを構築した注目のピアノトリオ作品。

スペイン北西部サンティアゴ・デ・コンポステーラ出身のギタリスト、バレンティン・カーマニョの2017年ギタートリオ作品。 本作は、グラント・グリーンへのオマージュとして録音したトリビュート作品であり、グリーンがベーシストのベンタッカー、ドラマーのデイブ・ベイリーとのトリオでBlueNoteレーベルに1961年録音した「Green Street」に起因しています。 バレンティン・カーマニョは、8曲でシンプルさと熟練を示し、当時の心地よいモダンジャズ・サウンドを現在に見事に再現することに成功しています。

イタリアで注目されているテナ−サックスファビオ・ティラロンゴ(1988年6月24日シラキュース生まれ)がリーダーのワンホーン・カルテット作品。 これまで10枚以上の作品にサイドメンとしてレコーディング経験がある彼が満を持して発表するファースト・リーダーアルバム。 ピアノは、彼のメンターでもあるジョヴァンニ・マッツァリーノ。

。「Spirit」というタイトル通り、このアルバムではスピリチュアル-ゴスペル系の曲を集め、サイラス自身のルーツに迫る内容となっています。テンポを落とし、美しいメロディを淡々と奏でるサイラスの姿が感銘を与える。

オーストラリア出身の女性ヴォーカリスト、ケイト・フラーの2018年録音作。 1950年代のヴォーカルをも彷彿とさせるスインギーな作品で、彼女の落ち着きのトーンの声質がマッチしてずっと聴いていたくなる1枚。 オススメです。

重量級ベーシスト、チャーネット・モフェットの最高傑作。ジェフ・ワッツ、ファラオ・サンダース、サイラス チェスナットらスターが集結。

スウェーデンを代表する名ジャズ・ピアニスト、ベンクト・ハルベルグ（1932-2013）の1963年ピアノ・トリオ名盤が久しぶりに再プレス！名盤でありながら、入手困難な状態が長い間続いていた本作、ジャズピアノトリオ・ファンは、この機会に是非ゲットしてください！

スタイリッシュで柔らかなサウンドで現在活動するジャズヴィブラフォン奏者の中では群を抜いて人気のジョー・ロック最新作。ポエムにインスパイアされ録音された今作は,かに浮遊するミステリアスに複雑な構成ながら聴きやすいアルバムです。

ブラジル・バイーアのピアニスト、マルセロ・ガルテルがリリースした 他に類を見ないアフロ・ブラジル×ジャズの大傑作が待望のCD化。伝統的なジャズのピアノ・トリオをベースとしつつ、ドラマーの代わりに二人のパーカッショニストを配置。アフロ・ブラジリアン・ジャズの未来を示す一枚といえるだろう。

山本剛トリオの新プロジェクトは、1970年代の伝説の和ジャズレーベル「スリー・ブラインド・マイス」専属エンジニアとしてジャズサウンドに革命をもたらしたエンジニア神成芳彦とのリユニオンセッション！ボーナストラックとして、今回も聴き比べ用に代表曲＜ミッドナイト・シュガー＞と＜ミスティ＞を収録した。　

メロウ×ダンサブルな瀬戸内のピアノトリオAlter Ego。 美しく詩的な旋律とクールなサウンドで数々のドラマを描いてきたクラブジャズトリオの5thフルアルバムが完成！なお、本作はCD2枚組となっており、DISC2には、過去のアルバム収録曲を中心としたピアノソロ曲を収録。「私たちの音はどんな時でも寄り添い続ける」リスナーへの優しい決意が込められた渾身の1作。

バルセロナのジャズシーンで活躍するセルジ･シルベントがオラシオ・フメロ(b)とデビッド・シルグ(ds)と2015年に録音するも、今まで未発売になっていたピアノトリオ作品が初リリース！2005年結成以来、度重なるセッションをこなしてるだけあって、息の合った安心感溢れる演奏。 スインギーにリリカルに…、スタンダードナンバーの名演にゆったりと浸れる推薦盤です。

ニューヨークを拠点として活動している敏腕ベーシスト、マックス・ジョンソンがドイツの重鎮ピアニスト、ヴィブラフォン奏者カール・ベルガーとベテランドラマー、ビリー・ミンツという一筋縄ではいかないメンバーで録音したトリオ作品。 クールでありながらホット、リリカルでありながらチャレンジングでサスペンスフルなサウンドが聴覚を刺激し続ける強力盤。

俊英ピアニスト、ジェレミー・マナジア の新作は、ウゴナ・オケグウォ(b)とチャールズ・ルッジェーロ(ds)というメンバーで録音したピアノトリオ作品。 王道を行くスイング感とポストバッピッシュでスピード感溢れるフレージングが、鉄壁のリズム陣に支えらてエキサイティングなピアニズムが展開。 ストレートアヘッドな演奏は日本のファンに訴求力十分なNYピアノトリオ作品です。

カナダ・ヴァンクーバーを拠点に活動するギタリスト、デヴィッド・ブレイクがクインテットで吹き込んだスリリングな内容のリーダー第3作目。

ウェス・モンゴメリ−を敬愛するギタリスト、ティム・フィッツジェラルドが、ウェスゆかりの楽曲をじっくりとアレンジし直して吹き込んだ、セプテットによる意欲作。

アメリカン・ソングブックの正統派解釈者として知られるテナーサックス奏者フレイザー・マクファーソンが豪華な顔ぶれ(スコット・ハミルトン、グラント・スチュワート、ハリー・アレン、ライアン・オリヴァー、スティーブ・カルデスタッド)とともに吹き込んだオリジナル作品集。