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BACD166
今月のいち押しです。
レア盤紹介本に紹介されたディスクの復刻ブームのなか、ピアノ･トリオの人気は衰え知らずですが、これは将来そんなレア本で騒がれるであろう、大ヒット必至の1枚です。
デイブ･リーブマンとフィル･マコーウィッツがその才能を絶賛するロベルト･タレンツィは、1977年ミラノ生まれの若手ピアニスト。
8歳でピアノを始め、バークリーに学び、フランコ･ダンドレアやエンリコ･ピエラヌンツィにも師事。
2001年に「Cues Trio」(DDQ 128037)を発表、翌年には「Cue Trio Meets Dave Liebman」(Abeat 014)など出している実力者です。
その他ではNat Suの「Volatile」(TCB　26912)にも参加していたので、輸入盤マニアの方ならご記憶の方も多いはず。
このアルバム、全曲オリジナルですが、キャッチーなテーマからスイング感溢れるナンバー、ニューヨークの香りを伝えるスリリングなオリジナルなど、程よくコンテンポラリーな要素も取り入れた、「超」オススメのメインストリーム･ピアノ･トリオなのです!
彼を知らない方、どうしようか迷っている方も、とりあえず聴いてください。(新譜インフォより）

Roberto Tarenzi(p)
Joseph Lepore(b)
Paolo Benedettini(b)
Luca Santaniello(ds)

1.If You Ever Remember
2.Thick&Slick
3.Swift Shift
4.Unsteady(NYC)
5.Suspended-Suspension 1-Suspended
6.You're My Everything
7.13th Floor
8.N.O.
9.Deux Chants
10.D'Angelo
11.W4th St.
12.Subtle
13.Unsteady(Milano)
2006年12月録音　Milano
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