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Jazz Eyes JE008
2006年ケヴィン・へイズのアルバムをかわきりに、これまでエディ・ゴメス・アル・フォスター、シーマス・ブレイクなど出る作品、ことごとく傑作をうみだしているイタリアはパレルモに所在している新興レーベルJazz Eyesの新作は、レーベルと同じシチリア州パレルモ出身サルバトーレ・ボナフェレのピアノトリオ作品！
サルヴァトｰレ･ボナフェデは、イタリア〜アメリカを横断して活動している人。
その経歴といえば、ジェリー･バーガンジの諸作であったり、エンリコ･ラバをフロントに、ベン･ストリート〜クラレンス･ペンとの作品( 下記参照)であったり、また、今を時めくファブリジオ･ボッソの初リーダー作もこのボナフェデ。ハードにもしなやかなフレージングも定評のあるピアニストです。
今回は故郷(そしてレーベルの本拠地でもある)シシリーへのオマージュ。
何がイタリアっぽいといって、やはり、メロディ感覚。
基本はシンプルで美しいコンポジション。
イタリアのサウンドトラックの一面を垣間見るようなメロディを感じたり(M-2 などちょっとゴッドファーザーの世界を感じたりします)、一方では、地中海文化のルツボである背景から、時折、東から流れてきたメロディなどもミックス、哀愁が溢れたり･･しかし、作品通して言えるのはすべてのソロも含めてメロディ感覚が生き生きとしていること。
また、快活なアレンジが施されたビートルズの名Blackbird などもセンス抜群ですし、ゴスペル的フィーリングが融合し
たM-7やM-9なども美しい楽曲になっています。
シンプルに美しいトリオが聴きたい！という方にお薦め。
(新譜インフォより）

Salvatore Bonafede (p)
Marco Panascia (b)
Marcello Pellitteri (ds)

1.Sicilian Opening
2.La Grande Ilusion
3.Ideal Standard
4.bbbb
5.WWW
6.Blackbird
7.It Plays From Far
8.Appunti su Palermo
9.Italian Ingegno
10.Lode al Silenzio
11.She's Leaving Home
12.Torre Ligny
2010年作品
試聴もここで可能です！
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