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Sunnyside SSC1302
あの鬼才ティグラン・ハマシアンのバンドのメンバーとしても注目を浴びるベン・ウエンデルのSunnyside第二弾。
ヴァンクーヴァー生まれで、第一作の頃までは西海岸を拠点に活動していたが、近頃は、東海岸に拠点を移し、さらに成長を遂げつつある。
注目の的は2 つ。
一つは、ジェラルド・クレイトンをバックにした音。
その中には、ブルックリン的なものを呼吸しつつ、正統派的な流れ？で成長するウエンデルの姿がある。
もう一つは、バンドKeeboy の仲間であるアダム・ベンジャミン、ネイト・ウッドらとつくる強固なサウンド、そして、それらのメンバーと絡むティグラン・ハマシアンの音。
ティグラン自身が自らの作品2作にウェンデルを迎え、また、このネイト・ウッドの叩きだす音も大変気に入っていることは、来日時の彼の言葉で明らかになったが(彼は、強烈無比な3ｒdアルバムで、このネイト・ウッドを起用している)、ポスト・Mベース、ブルックリン、メタル、オルタナ・パンク辺りもぐっちゃり交ぜ合わせた音は、ジャズというジャンルに新しい可能性をもたらすものとも期待される。パワーアップするサックスは注目！そして、M-4,7 このトラック、ティグラン・ファンの方必聴！です。やはりこの人タダものなりません！！

Ben Wendel(sax, basson melodica)
Gerald Clayton(p-M1.2.3)
Tigran Hamasyan(p-M4.6.7)
Adam Benjamin(fender rhodes/ p)
Nir Felder(g)
Ben Street(b)
Nate Wood(ds)

1. Chorale
2. Clayland
3. Con Alma
4, Backbou
5. Jean And Renata
6. Blocks
7. Frame
8. Leaving
9. Julia
2012年作品
試聴もここで可能です！
Ben Wendel の試聴

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