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Smalls Records
50年代、マイルスを初めとしてロリンズ、コルトレーン、マクリーンとビバップ〜ハードバップ時代のジャズ・ジャイアンツと共演、レコーディングを行なっている伝説のピアニスト、Gil Coggins のラスト・レコーディング。
リーダー作は、この作品と「Gil's Mood」の2枚しかないということが、このピアニストがいかに過小評価されていたかと言うことを物語っています。
ノーブルでレイジーな音、生き様＝音楽という公式はジャズの黄金時代を生き抜いてきた本物しか出せない音だと思う。
バリー・ハリスやビリー・テイラー、ノーマン・シモンズ等と同じくこのギル・コギンズもまたしかり・・・
2曲目のミンガス作のバラード「Smooch」を聴いてもらえば納得してもらえるのではないかと思う。

2003年6月にコギンズは交通事故に遭い、入院してそのまま元に戻ることなく2004年2月15日、ニューヨークで亡くなった。

Gil Coggins(p)
Mike Fitzbenjamin(b)
Louis Hayes(ds)
Jimmy Wormworth(ds)

1 I'm Old Fashioned (Kern)
2 Smooch (Mingus)
3 Repetition (Hefti)
4 Vierd Blues (Davis)
5 The Scene Is Clean (Dameron)
6 Isn't It Romantic (Rodgers/Hart)
7 A House Is Not A Home (Bacharach)
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