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REFLECT RE 01-07
ノルウェーの新興レーベルREFLECTの第1作。
Alf Kjellmanというベテラン・テナー奏者の1999年ライブ盤。
何のインフォもなくサンプルだけが送られてきたのだけど、
これは思わぬ掘り出し物。
牛乳瓶の底のような分厚い度の厚い眼鏡のAlf Kjellmanはお世辞にも風采が良いとは言えないのだけど、テナーを吹くと目茶カッコいいです。
アダルトな雰囲気一杯に、ダンディーテナーを吹くところなど、バルネ？ズート？ジャンニ・バッソ？と言いたくなります。
1曲目「It's Been So Long」から目を閉じて聴いていると浮かんでくるのは暖炉の前でお気に入りの肘掛け椅子でゆっくりと一杯飲りながら寛いでいる風景。
2曲目「Vient Del Norte」で早くも最高の幸せが訪れる。
この曲が気に入って昨日から既に20回以上リピートしている。
トロンボーンのOystein Blixとテーマを分け合って吹く編曲も実に洒落ている。
早くも本年度作曲賞（個人的な）の候補曲が表れたという感じ。
メンバーの中では、ピアニストのJan-Gunnar HoffがCurling Legsからリーダー作を出していて一番名前が知れているかと思うがここでも、メロディックで叙情タッチの美しいピアノを聴かせています。
北欧のハードバップ名盤になる作品だと思う。

Alf Kjellman(ts)
Oystein Blix(tb)
Jan-Gunnar Hoff(p)
Konrad Kaspersen(b)
Trond-Sverre Hansen(ds)

1.I'ts Been So Long
2.Vient Del Norte
3.Downtown South Junction
4.Ain't Nothing But a Drag
5.R.E.E.
6.June 1999
1999年録音
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