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Pirouet Records PIT3023
昨年秋に発売され大好評だったMarc Copland のNY録音の第2集。
ドラムがビル・スチュアートからポール・モチアンに変わっています。
モチアンというと、ビル･エバンス、キース・ジャレット、テザード・ムーン、自己のバンド等50年代からジャズの歴史にかかわってきたまさに生きる伝説となりつつあるミュージシャンですが、いまだに音楽への探究心が衰えず、最先端で活躍していることは、本当に凄いことだと思います。
このアルバム、1曲目があの「Vignette」。
曲名を覚えていなくともメロディを耳にすると直ぐに記憶が蘇るのではないでしょうか？
キース〜ピーコック〜デジョネット、現在のスタンダーズのプロトタイプとなった1977年ECMからリリースされた「Tales Of Another」に収録されたいた美曲。
30年の時空を飛び越えて再演される「Vinette」は、マンハッタンのスタジオ空間に美しいメロディが紡ぎ出し、こだました。
空間を美しく彩る浮遊感のあるコードとメロディーでコープランドの流れるような独特のリリシズムが全編に渡り堪能できる傑作。

Marc Copland(p)
Gary Peacock(b)
Paul Motian(ds)

1.Vignette
2.Albert
3.River's Run
4.Voices
5.Runner
6.That's It ?
7.All Blues
8.At Night
2007年作品
試聴もここで可能です！
Marc Copland の試聴



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