フィラデルフィア生まれのギタリスト、リック・ハンナの2003年ギタートリオ。 70年代にから彼はロサンゼルスで働き、ブルース、ロック、ファンク、フュージョンなどのさまざまなスタイルを演奏してきたが、1996年以降ジャズに専念。 アメリカの東海岸に戻りパット・マルティーノを彷彿させる精緻でダイナミックなギターを披露したUSマイナージャズ秘蔵盤。

エーロ．コイヴィストイネンはフィンランドを代表するジャズミュージシャンの１人でフィンランドのビッグバンド、UMO jazz Orchestraの創立者の１人でもある北欧の重鎮。 1991年ランディ・ブレッカー、ジョン・スコフィールドらコンテンポラリー・ジャズのオールスターを迎え強力なメンツでコンテンポラリー．メインストリームなジャズを展開した作品。

様々なグループから引っ張りだこの人気ギタリスト、三好功郎のセカンド・アルバム。前作はトリオによるジャズ・アルバムだったが、今回はグループ・サウンドを重視したポップで耳あたりのいいサウンドになっている。心地いいリズムと爽やかなメロディが魅力的だ

唯一無二の黒人テナーサックス奏者デビッド・マレイがドン・プーレンにささげた1997年カルテット作品。 4ビートでなければジャズに非ず、といった範疇から外れてしまったゆえに評価を落としていたドン・プーレンを蘇らせた心意気に拍手ジャズの正調節(?)でないところが、かえってメロウリィで、ロマンティックで少々気障で、今聴いてもセンセーショナル。

精力的な活動を続けるデイブ・リーブマンと、FSNT第1回アーティストであるルイス・ビダルの超強力なコラボレーション。 一時期テナー・サックスをやめてソプラノ・サックスに専念していたリーブマンはここでもソプラノに専念、火の出るようなプレイを繰り広げ、ビダルもソロやトリオの時からは想像がつかないほどワイルドなピアノを聴かせてくれます。

二コラ・コンテの評価を一段とあげたアルバムとして有名。二コラ・コンテの評価を一段とあげたアルバムとして有名。もちろん、生粋のジャズ・ファンが聴いてもジャズト・フィットする一枚。

現在パット・メセニー・グループのメンバーとして活躍中でありながらNYアンダーグラウンド系ミュージシャンとも親交の深いベトナム出身トランペッター、クン・ヴーの2001年ライブ作品。

筒井裕之、浅沼毅一、鷲尾一夫、3人それぞれの異なるルーツとスタイルを武器に、独自のアンサンブルを聴かせる注目のギタートリオ。

原盤「ファビュラス・スライド・ハンプトン・カルテット」のジャケ違い復刻盤。 ジャズ・トロンボーン第三の男がヨーロッパで録音したワン・ホーン・カルテットの傑作。 フィリー・ジョーのパワフルなドラミング、ヨアヒム・キューンの自由奔放なピアノも印象深いユーロ・ジャズ人気盤。 異様な音の圧力が凄いです。

本作は黄金のジョン･コルトレーン･カルテットを支えた巨人、ドラマーのエルヴィン･ジョーンズが、ニコラス･ペイトン(tp)、ジョシュア･レッドマン(ts)ら現在のジャズ･シーンを牽引するミュージシャンを導くべく若手を登用したフレッシュなヤング･ライオン･セッション!1992年録音。

日本の皆様にはご存知キャスパー・トランバーグ(南博さんと親交が深い！）とフィンランド人マルチ・リード奏者による2管クァルテット。 リーダーのミッコさんはフリー・コンテンポラリー人脈のキャリアが多いですが、本作はスタイリッシュでバイオレントなハード・バップ・サウンド！ 特にキャスパーさんのファンの方々は必聴です！

カナダが生んだ鬼才ポール・ブレイとイギリスが生んだ抒情詩人ケニー・ホイーラーがデュオでインタープレイの応酬を繰り 広げる!ある時は激しく、ある時は透明感溢れる空間を紡ぐ二人の駆け引きに息をのむ1996年録音のスタジオ作品!